2019年やりたいこと④
気がつけば1月も半ば過ぎましたね。
間が開いてしまいましたが、続きを書いていこうと思います。
⑤居場所をつくる
僕たちは週一回のペースでボランティア、スポーツ、レクリエーション、進路に向けた講座なんかの活動をしているのですが、家族からの相談のみで、本人がまだ活動に参加できないケースが多くあります。
知らない場所で知らない人と何かをする。
活動自体が、ひきこもっている人にはハードルが高いのかもしれません。
参加という形を嫌う人もいると思います。
気が向いたら行くし、帰りたくなったら帰れるくらいのゆるさでないと足を運びにくいのかもしれません。
なんで、いつでも来れていつでも帰れる。何かしてもいいし、何もしなくてもいい。
とりあえず家以外の出かける場所、何となく一人じゃなくなる場所を作ろうと思います。
最初は一人と一人でも、同じ空間に入ればその内何かが変わります。何かが動き出します。
人と人がゆるーくつながれる場所。
そういう場所が必要なんだと思います。
外とつながること、一人じゃなくなること。そこからスタートしていける場所を作ります‼
まぁこんな感じで今年はやっていこうと思います。
他所でこういう取り組みやってるよというような情報があれば、教えてください。
参考にさせていただきます。
Twitterのフォロワーさんが100人越えました。みなさんいつも見てくれてありがとうございます。
文字数の関係で書ききれなかったこととかは、こっちに書こうかなと思ってますので、こちらも見てやってくださいねー
2019年やりたいこと③
引き続き書いていきたいと思います。
④支援方針の明確化
僕たちが実施しているプログラムの支援方針は今のところ
「プログラムの活動」→「就労支援」→「自立」
といった物凄く大雑把な感じでしか示していなかったので,支援方針というかプログラムを通しての成長のイメージをもうちょっと明確に示した方が良いのではないかと思っています。
例えば,
ひきこもっている本人を取り巻く環境(家族との人間関係や家庭内での立ち位置)に変化が生じることで,意識の変化や意欲,活力といった外で活動するための「元気」が生まれる。
その元気がプログラムでの活動や人とのつながりから刺激を受け,少しずつ前向きな「行動」につながる。
その行動(小さな成功体験や仲間との共同作業の経験)が積み重なって「自信」が育つ。
自信が育てば,自分の内側から更なる「元気」が湧いてきて,積極的に「行動」するようになり,更に大きな「自信」が育つ。
「元気」→「行動」→「自信」のサイクルで成長し,その成長が自立へとつながっていく。
こんな感じがいいかなぁと考えています。
このイメージで実施するには,第一段階の「元気」が生まれるように家族の協力が絶対必要なので,家族支援もしっかりとやっていく必要があります。
家族交流会を家族教室にパワーアップさせて,しっかりとした学びの場にしていくかなぁ…。
今回はこんな感じです。このやりたいことシリーズは多分次回ぐらいで終わります。
今後は活動の様子なんかを載せてみようかなー
2019年やりたいこと⓶
前回に引き続き2019年自立支援でやりたいことを書いてみます。
③プログラム以外の時間を有効活用する取組み。
週一回のプログラムだけでなく,それ以外の時間にみんなで集まって何か活動したい。1週間の残り6日を一人で無為に過ごすのではなく,何か有意義に,せめて楽しんで過ごしてほしい。
一人で部屋にいても何も変わらないが,誰かと一緒に居れば何かが変わる,何かが動き出すと思う。
というわけで,ボードゲームとかを導入したいと考えてます。対人ゲームはプレイすることで自然とコミュニケーションがとれるし,遊ぶのに2~3人は必要だから気軽に集まる口実になる。お互いに声かけもしやすいのではないかと思う。
候補としてはカタン,麻雀,モノポリーとかかなぁ。ボードゲームじゃないけどワードバスケットも面白そう。
僕たちが声掛けしなくても,参加者たちが自発的に集まって遊びだしたら今より一段上のステージに昇れると思う。よし買おう,絶対買おう。
それ以外にもphaさんが開催している「もくもく会」なんかも良いと思う。同じ空間でそれぞれがやりたいことを黙々とやるだけなんだけど,他人に意識を向ける訓練にもなるし,一人で家でやるのはダルい作業なんかをやるのにはいい空間なんじゃないかと思う。相談とかもできるしね。
これは月1くらいかなー。でも定期敵に開催はしたいと思います。
今回は短めです。長々書くと何が言いたいのかわからなくなるんで。
あと今更かもしれませんが,Twitterで「ひきこもり相談あるある」ってハッシュタグでひきこもり・ニート支援で思っていることなどをつぶやいてます。よかったら読んでみてください。
2019年やりたいこと①
前回僕の仕事について書かせてもらったので、今回からは自立支援で今後取り入れたい取り組みとかを書いていきたいと思います。
今年の抱負的なやつです。
〈2019年やりたいこと〉
①面談機会の拡充
自立支援の参加者との面談機会を増やしたい。活動が終わった後に話をする機会をちょくちょく設けているのですが、もっと回数が必要だなぁと感じてます。
対話は人間関係構築の基本だと思いますし、何でもない話を重ねることでわかることもあります。僕は支援者として気軽に話ができる相手になることをまず目指しているので、今年はみんなと話をする機会をもっともっと増やしていきます。
②調理体験の定期開催
活動の中でも調理体験はあるのですが、もっと気軽に、定期的にやりたいなぁと考えてます。「同じ釜の飯を食う」ことで仲間意識が育つという意味もありますが、みんなでワイワイ食卓を囲むのは単純に楽しいですからね。
それに安く作れる簡単な料理を覚えれば、日常生活でとても役に立ちます。
家族に振る舞えば喜んでもらえるし、食卓での会話にも花が咲き、楽しい時間が過ごせます。
僕自身食べることが好きなので、美味しいご飯はQOL (生活の質)の向上にかなり重要だと考えています。QOL が上がればそれだけ元気も出てきますし、元気が出れば活動にも積極的になれます。良いことづくめです。
趣味としても料理はかなりコスパがいいですね。どうせ食事はするのだから、作ったものを食べればいいだけ!無駄金無しで自分も周りの人も満足させる最高の趣味と言えます。
山奥ニートの葉梨はじめさんもドキュメンタリー映像の中で「ニートたるもの料理はできなくちゃね」と言ってましたし、みんなにもぜひ覚えてもらいたいです。
まぁこんな感じでやりたいことはまだまだあるのですが、長くなりそうなんで細切れに出していきたいと思います。
短く美しくまとめる文才がほしい。
よかったらまた見てみてください。
とりあえず自分語り
どうもだるまです。
僕は普段ひきこもり・ニート状態にある若者の社会参加をお手伝いする仕事をしています。
いわゆる自立支援ってやつです。活動場所で定期的にプログラムを実施し、集団活動を行い、その活動を通して社会性や自信を身に付け、社会に向けて一歩踏み出そうという具合のコンセプトで日々いろいろやってます。
こういった実社会と家の間(中間的施設)での活動はひきこもり・ニート状態にある若者の支援には効果があって、僕が携わった何年間かでも何人も社会参加を果たしていきました。
家族以外の人とのつながり、家以外に居場所があるっていうことが自立へとつながっていったのかなと僕は思っています。
ひきこもり・ニート状態にある人たちの抱える課題や困難は人それぞれなのでマニュアル的にこうすればいいというような対応ができません。基本的な支援の知識は必要ですが、本人に会って、話を聞いて、そこから支援方針を考えていくようになるので、ある意味毎回出たとこ勝負な面があります。
一人の人間の人生に関わる大変な仕事ではありますが、対話や活動を通じて人間関係をつくり、少しずつ成長を促し、その活動が実を結んだときには涙を止められないくらいのやりがいと満足感があります。
僕自身この仕事に大変なやりがいを感じていて、男だるまの一生の仕事だと思っています。
一人でも多くの人の力になれるよう、僕たちの取り組みを何かの参考にしてもらえるよう、誰かから知恵をもらえるよう、このブログを作りました。
このブログでは僕たちの活動や取り組みをいろいろ発信していきたいと思います。よかったら応援してください。
よろしくお願いします。